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日本から世界中あちこち旅する女子のオススメスポット、旅のTipsなど。

コロナ禍で日本へ帰国 ~羽田空港でのコロナ抗原検査、待ち時間など~

こんにちは、ゆきーた(yukita_mk)です!

 

2020年9月中旬にトルコ イスタンブールを経由し、スペインより帰国しました。

現在日本への入国者は国籍を問わず新型コロナウイルスの検査を受けなければいけません。

 

この検査が導入された直後は、防護服を着た係員に先導され、重々しい雰囲気のもと検査が行われていた印象がありましたが、実際にはどうだったのか紹介したいと思います。

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唾液を使った抗原検査

以前はPCR検査により、新型コロナウイルスへの感染を確認していましたが、羽田空港では7月29日から、他の空港でも順次、唾液を使った抗原検査へと検査方法が変わりました。

 

自分で唾液を1~2ml採取し、係員に提出するという簡単な方法です。

これにより、検査員の感染予防と結果が出るまでの時間短縮が図られるそう。

 

実際の検疫手順

羽田空港行きの飛行機に搭乗してから、入国するまでの流れをご紹介します。

今回イスタンブール空港からターキッシュエアラインを利用して日本へ帰国しました。

ISTから飛行機に乗ると、普段は税関申告書が配布されますが、今回はそれプラス、検査に伴う質問票・申告書・健康カード(日本語・英語)が配られました。

 

どこの国から来たか、日本での滞在先、空港からの移動手段、自分の健康状態(熱や喉の痛み、味覚障害がないか、最近陽性患者と接触はなかったか etc.)などを記入する書類で、機内で記入を済ますよう案内がありました。

 

飛行機が着陸し、機内から出るときは特別なアナウンスもなく、みんな足早に降りて行きました。もし搭乗客が多ければ、前の列から順番に出るなどの方法があったのかもしれません。

 

他の方のブログで、3月ごろの話だったと思いますが、空港からの帰宅方法・ホテル待機の有無によって降りる順番が違ったと書いていた方もいらっしゃいましたが、現在はそのような分け方はしていないようでした。

(PCR検査だった頃は、検査結果を"政府指定のホテルで待つ"というオプションもありましたが、現在はありません。)

 

飛行機を降りると、普段は入国審査の方向へ進みますが、検査のため逆流して奥の方へ進むことになります。

 

去年新設された140, 141番ゲートを含む奥の搭乗口が検査会場として使用されていました。

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https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1222734.html

 

まずは143番搭乗口で概要説明及び、書類への記入漏れがないか確認。

 

係の方にチェックしてもらった人から順番に142番搭乗口の方へ進み、唾液を入れる検体容器を受け取り、各自検体を採取します。

簡易的な更衣室の入口のカーテンがないバージョンという感じの仕切りの中で頑張って唾液を出します。

梅干しとレモンの写真が貼ってあり、かなりシュールな感じでした。笑

 

検体を提出し、141番搭乗口の方へ進みます。

ここでは係員と対面になって着席し、機内で受け取った書類の記載内容の確認があります。

係りの方の実家が書類に書いてある私の実家と隣の地区だったようで、◯◯にお住まいなんですか?とまで話しかけられました。

ピリピリとした雰囲気じゃなくて安心・・・!

 

書類審査が終わると、あとは検査結果を待つだけ。

一つ上の階へ登り、146番搭乗口の椅子に座って結果を待ちました。

検体容器を受け取る時もらう受付番号が呼ばれたらカウンターへ行き結果を聞きます。

 

番号は日本語・英語でのアナウンスと、iPadに番号を表示させたものを係員が提示してくれるので、聞きそびれても大丈夫。

 

待ち時間はその時間帯のフライト数により前後しますが、私は待合場所に到着してから30分ほどで結果が出ました。

無事陰性でしたので、陰性判定のシールと、職員に見せるためのピンクの用紙を受け取り検査は終了となります。

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終了後はただひたすら入国審査の方へ歩きます。

一番奥からなので遠い;

 

入国後14日間

検査が終わり入国してから14日間は、公共交通機関の利用が禁止されているので、空港からはレンタカーを借りる(事前予約)or ハイヤーを予約しておく or 家族・知人に迎えに来てもらう、という方法を取らなければいけません。

これらが難しい場合は、14日間の隔離滞在を受け入れているホテルへ宿泊することになります。

国際線が今の状況下でも運行している関東や関西圏の方は車での移動がしやすいかもしれませんが、地方の場合は現実的ではないと感じました。。(国内線への乗り継ぎも不可)

 

検査に関するよくあるQ&Aに、

国内に身寄りもいなく、所持金も少ない場合はどうしたら・・・?という質問に対し

「国内の滞在場所を手配した上での入国が前提、滞在にかかる資金に懸念がある場合は家族や友人に連絡の上手配を進めて・・・」と回答されているのを見て、答えになってない^^;と思ってしまいます。

検査や14日間の隔離を承知の上で海外へ行く人と、ワーホリや長期留学、仕事の関係でコロナなんてなかった頃に海外出てしまっていた人とでは状況がかなり違うのに、、うーん・・・

 

 また日本入国者は、14日間は各自治体の保健所から電話連絡で体調の確認をされる場合があるのですが、作業軽減のためLINEでも同様の健康状態の報告ができます。

空港で提出した書類の中に、LINEを使った健康状態チェックに関する同意書も入っており、同意すると厚生労働省 帰国者フォローアップ窓口というアカウントから毎日"はい・いいえ"をタップして回答するアンケートが届くようになります。

 

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各自治体によって対応が違うようですが、私の場合は帰国2~3日後に1回だけ保健所から電話が来て、体調に問題がないか聞かれ、何かあった時にの窓口の番号を告げられました。

 

コロナ禍での帰国、実際のところどう?

到着便の数によってかなり前後すると思いますが、私の場合は飛行機が着陸してから検査終了まで、1時間20分ほどでした。

早朝の到着ラッシュに日本へ到着した知人は、同じ唾液検査でも6時間ぐらい待ったそう。

 

私は両親が迎えに来てくれ、実家で過ごせたので特に不便は感じなかったのですが、もしどこか地方に住んでいて14日間隔離が自腹になっていたら・・・と考えるとやはり金銭面でキツイ、というか、そんなところにホテル代出したくないよ〜というのが本音です。

 

帰国者・入国者に対する隔離措置についてのニュースを度々見かけますが、条件付きで緩和?とかの話も出ているみたいなので、早く良い方向に向かうことを願っています。

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました!

コロナ禍での搭乗記。ターキッシュエアラインズ エコノミークラス

こんにちは!かなりご無沙汰しております。

こちらのブログはおろか、スペインワーホリ記を綴るつもりで開設したブログも記事を書かないこと数ヶ月。。。

giriholi.81totheworld.net

↑のブログにはこれから少しずつ記事をアップしていこうと思っていますので、覗きに来ていただけると嬉しいです!

 

さて、今年初めから世間を騒がせ、世界を変えている新型コロナウイルスの影響で多くの人々が海外旅行から遠ざかっている中、9月中旬にスペイン マドリッドからイスタンブール経由で日本へ帰国しました。空港や機内の様子、これから旅をするにあたり気をつけたいことなどを紹介したいと思います。

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ターキッシュエアラインズ

ターキッシュエアラインズはトルコの国営航空会社でトルコのフラッグ・キャリア。

「ベストエアラインヨーロッパ」の様々な部門で受賞していることでも有名です。

 

羽田空港からは当初、羽田〜イスタンブール線が2020年3月30日から毎日運行する予定でしたが、コロナの影響で2020年7月4日から週2便運行に変更。

私が搭乗した9月中旬も週2便の運行でした。

 

多くのエアラインが日本便を欠航している中、ターキッシュはここ最近キャンセルにならずにコンスタントに運行していること、良い評判をよく聞くこと、何より去年全面オープンしたイスタンブール空港に行ってみたい!という思いが強くあったので選びました。

 

空港の様子

マドリッド バラハス空港

ターキッシュエアラインズはターミナル1から運行しています。

現在マドリッドでは、搭乗者以外の空港入場は認められておらず、空港へ入る際はeチケットや予約画面を提示する必要があります。

空港内は制限エリア内外どちらもほぼ全てのお店が閉まっており、インフォメーションカウンターも無人。

免税手続きをしたかったのですが、払い戻しカウンターも閉まっていました。

(税関スタンプは、DIVAでバーコード認証をしたので、日本で払い戻し手続きができそうです。)

giriholi.81totheworld.net

搭乗ゲート付近にあるカフェだけ1軒開いていましたが、それ以外は本当にガラン・・・としていました。(国内線やEU内路線のターミナルは利用客が多いのでもう少し活気があると思います。) 

イスタンブール空港

2019年4月に全面オープンしたイスタンブール空港。

こちらは降り立った時の人の多さに驚きました。トルコ国内はもちろん、ヨーロッパ各国や中東の国々、アジアなど多くのルートを就航しているだけあります。

フライト数はかなり減っているとは思いますが、新型コロナウイルスの影響なんて全く受けていないような活気がありました。

国際線乗り継ぎの手続きを終えると、ドーハの空港を思い出させるような煌びやかな世界。

高級ブティックやレストラン、免税店やお土産屋さんがずらりと並んでおり、旅行客で賑わっていました。

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▲この写真は夜中なので人もまばら

WiFiは機械にパスポートを読み込ませるとパスワードが画面に表示されるタイプです。 

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私が店員さんに閉店時間を聞いた免税店は24時間営業と言っていたし、夜中12時過ぎに空港内を歩いた時も開いているお店がたくさんありました。

インスタンブール空港に行くとコロナのことを忘れられる空間が広がっていますよ。。。笑

 

機内の様子

MAD~IST A321Neo

まずはイスタンブールまでの中距離便。

ボーディングブリッジを渡った機内の手前には新型コロナウイルス感染予防のためのキット(除菌ジェル、マスク、ウェットティッシュ入り)が用意されており、自分で取ってから乗り込みます。

今回の機体の座席は3-3で、私が座った列は1列に私だけでした。

前列も座席を一つ開けて2人座っていたり、近くには誰も座っていない列もあったりと、稼働率は50%に満たない程度という印象でした。

 

食事は、サンドイッチ、スポンジケーキ、水、ジュースが紙袋に入ってサーブされました。

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感染予防としては、マスクの着用義務同列の他人とは同じタイミングで食事を摂らないという対策を取っていました。

また、人とのコンタクトや余計な接触を減らすため、ターキッシュエアラインズでは全フライトで持ち込み荷物のサイズを制限していて、機内持ち込み用スーツケースは預入荷物としてチェックインしなければいけません。

そのためオーバーヘッドコンパートメントはガラガラという、珍しい光景を目にすることができました。

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この対策は、スムーズな搭乗に繋がるので良いアイディアだと思います。

(私はいずれにしろ大荷物で預入荷物があったのでこう感じただけかもしれませんが。笑)

 

IST~HND B787-9

いよいよイスタンブール〜羽田の長距離便です。

ビジネスクラスは恐らくお客様ゼロ、エコノミーも50人もいないのでは・・・というほどの空き具合でした。

3-3-3の3席をもちろん独り占め。

この便では、感染予防キットは座席に用意されていました。

ちなみにマクラの用意はありません。(ブランケットは有り)

 

搭乗すると、税関申告書の他に、日本入国時に実施される新型コロナウイルス検査のための説明や申告書も渡されました。飛行機から降りてそのまま検査エリアへと進むので、機内で目を通して必要事項を記入しておくことをオススメします。

 

長距離便の機内食もサンドイッチや飲み物が入ったボックスでした。

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ターキッシュはエコノミークラス機内食の評判も良かったので残念ではありますが、このご時世なので仕方ないですね。ラウンジでトルコ料理をしっかりと頂いてきたのでお腹は空いていなかったし、何より夜中の3時ぐらいだったので映画を見て横になって眠ることにしました。

 

到着の2~3時間前には、MAD~ISTで頂いた機内食と同じタイプの紙袋に入ったサンドイッチ&ドリンクを頂きました。

毎回入っているアプリコットのジュースが美味しい!

 

国際線へ乗るときに注意したいこと

各国への渡航制限や日本帰国時の検査や規制など、まだまだ現状は厳しいですが、緩和されている国へ旅行へ行く場合、気をつけたほうが良いと感じたことをまとめました。

 

各国の入国制限(特に乗り継ぎ)

旅行へ行く際、最終目的地の入国制限はもちろん確認すると思いますが、乗り継ぎがある場合、経由地の規制についてもチェックが必要です。

国によって、入国不可だけど乗り継ぎの経由地としてなら降りて良い国、乗り継ぎすら受け付けていない国など規制措置は様々です。

実際、7月頭に一度日本帰国を考えていた際、ターキッシュエアラインズのチケットはIST~HNDで買える状態でしたが、トルコ大使館へ問い合わせをしたら、その時点では乗り継ぎの場合も外国人は拒否の対象になるとの回答でした。

 

飛行機への搭乗条件

エアラインによっては、全フライトで新型コロナウイルスの陰性証明を義務付けているようです。

フライトチケットを安く手に入れても、検査代で4~5万円プラス支払うことになったり、検査に行く手間も増えるので、チケット購入の際は条件をよく読んだほうが良さそうです。

また、チケット購入後でも急にルールが変わることも考えられるので、いざ出発となったときに搭乗できないなんてことにならないように注意・・・

エアラインのホームページやメールはこまめにチェックしましょう。

今回のIST~HND便でも書類不備などで搭乗拒否され、泣く泣くどこかへ連れて行かれた外国籍の方が数名いました;

 

最終目的地への入国条件

上述の内容と重複する部分ですが、観光客が入国できる国でもPCR陰性証明が必要だったり(いくら陰性でも3日以上経ってる検査結果だとNGとかもあり)、事前にその国の政府が定めるウェブサイトで何か登録が必要だったりと、以前は存在しなかった条件がたくさんあります。

入国制限のある国でもフライトがある限りチケットの購入はできますが、"チケット購入可=入国できる"ではないので前以上に情報収集が必要です。

 

各国の入国規制措置チェックに便利なウェブサイト

旅行の計画や、旅行直前まで見ておきたい外務省の海外安全ホームページ。

www.anzen.mofa.go.jp

 

外務省のページよりさらに詳しい&最新情報をチェックできるIATAのホームページ(英語のみ)。

地図上の国をクリックすると、その国の入国制限の詳細が表示されます。

スマホだと少し使い勝手が悪いですが、最新情報が確認できるので重宝しています。

www.iatatravelcentre.com

 

最後に

2020年9月中旬にヨーロッパから日本へ帰国した際の空港や機内の様子をご紹介しました。

日本到着後は、新型コロナウイルスの唾液検査(PCR検査の代替)を受け、陰性であることの確認が取れた後、パスポートコントロールへと進みました。

この時のことは後日書けたらと思います。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました!

とんがり屋根が可愛い!南イタリア・アルベロベッロの文化遺産 トゥルッリに宿泊。

こんにちは、ゆきーた(yukita_mk)です!

 

前回の投稿からかなりの時間が経ってしまいました。

実は現在、スペインのマドリードに住んでいます!スペイン生活のブログは別にあるのですが、こちらも思うように更新できておらず。

ですがよろしければ足を運んで見て下さいね^^

giriholi.81totheworld.net

 

さて、本日はスペインから2泊3日で行った南イタリア旅行のうち、1泊を過ごしたアルベロベッロのトゥルッリのご紹介です。

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アルベロベッロ

Arbelobello =  かわいい"bello" 木"arbelo" の意味を持つ街。

とんがり屋根が特徴的な伝統家屋トゥルッリは、ユネスコ世界遺産の文化遺産として登録されています。

この街を知ったのは数年前のVISAカードから毎月送られてくる雑誌がきっかけでした。

FIGARO JAPANの2019年11月号でも表紙に使われたとか?

ローマやミラノのように有名観光地ではありませんが、イタリア周遊のツアーだとルートに組まれており、数時間だけ滞在する団体客が多いようです。

 

トゥルッリが連なる街並みに心を奪われたので、ここに来たらトゥルッリに泊まらないと!スペインからの週末旅行で来るにはちょうどぴったりな場所でした^^

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とんがり屋根のトゥルッリに宿泊

漆喰でできた円筒形・長方形の家に、キノコのような形をした灰色の石積み屋根が乗っているのが特徴的なトゥルッリの外観です。

一部屋につきとんがり屋根が一つ、廊下はなく、玄関のドアを開けると直接部屋という構造です。

 

アルベロベッロへ行くことが決まったら、さっそく宿探し♪

Booking.comでアルベロベッロを検索すると、トゥルーリの宿泊施設がたくさん掲載されていました。

口コミを重視して、最終的にここに決定↓

 

www.booking.com

口コミを見るときは、

☆なるべく色々な国籍の人の口コミを満遍なく見る

☆総合評価よりも、悪い口コミがないか・また、その内容

を重視しています。

 

外観

街全体が可愛らしいアルベロベッロ。

現在でもトゥルッリに住んでいる方もいますが、一軒貸しで宿として運営していたり、お土産屋さん、レストランとして使われているほうが多いと感じました。

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お部屋

宿泊したトゥルッリは、珍しい2階建ての造りでした。

と言っても2階へはハシゴを使わなければいけないので、オーナーから部屋の説明を受けた時に登らせてもらっただけですが。

 

入ると左にキッチン、右に小さなダイニングテーブル、中央がリビングになっており、奥がベッドルームです。

Booking.comに掲載されていた写真の通り、清潔で可愛らしいお部屋で気に入りました。

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ベッドルームには天窓もついており、ベッドサイドのボタンで開け閉めができます。

早朝からかなり明るいから閉めて寝たほうが良いよ、とのアドバイス。

朝の9時前にやっと明るくなり始める(しかもやたらと曇りの多い日々だった)マドリードから来た私からすれば、そんな早くから陽の光に浴びれるなんて!とワクワクしてしまいましたw

 

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バスルームも清潔。シャワーが狭くて使いづらいという日本人の口コミがあり、確かに広くはなかったですが、よっぽどの巨漢でない限りは不自由なく使えると思います。

シャンプー等は持参したのであまり気にしていなかったですが、確かバスジェルは置いてあったと思います。

 

朝食、ドリンクやお菓子

この宿は朝食にどうぞ、と置いてある食べ物がともて豊富でした。

マフィンやコーンフレーク、クッキーに冷蔵庫にはジュースやミルク、ヨーグルトなど。食パンなんてスーパーに売っている一斤丸々置いてありました。

アルベロベッロの微発泡白ワインまで準備してくれ、美味しく頂きました^^

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立地

アルベロベッロは、トゥルーリが立ち並ぶエリアが2つに分かれています。

が、街が小さいのでどちらもすごく近い!

宿探しは立地も要チェックですが、トゥルッリの宿を選べばどこに宿泊しても中心地は徒歩圏内。

トゥルッリの歴史を知れる博物館や教会、お土産屋さんなどお散歩の範囲内に全てがまとまっています。

 

アクセス

アルベロベッロが位置するプーリア州はイタリアのブーツのかかと〜ヒール部分に位置します。

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最寄りの空港はバーリ。

マドリードからは、ローマを経由して向かいました。

バーリ空港からは、電車でバーリ駅まで行き、そこから電車やバスを乗り継いでアルベロベッロまで行くことができるそうなのですが、アクセスが悪いこと・・・

交通手段は基本的に1時間に1本あるかないかで、乗り換えもしなければいけないので、オーナーに空港の送迎を頼み、快適に移動しました。

たった1泊なので、多少お金を払ってでも時間を有効活用!大人になったものです。

 

チェックインは15:30〜と記載されていましたが、午前中の便で到着し、アルベロベッロに12:00ごろ着いた頃には部屋の準備ができていたのでチェックインさせてくれました。

 

最後に

いつか行ったら絶対泊まりたいと思っていたアルベロベッロのトゥルッリ。

小さな可愛らしい街で、ゆっくりと過ごしたい旅行にはぴったりな場所でした。

 

ちなみにオーナーに聞いたところ、宿泊したトゥルッリはリフォーム後のものを(トゥルッリは16世紀半ば~17世紀半ばに建てられたので当時のままでは使えない)150,000ユーロで購入し、宿泊業を始めたそうです。(プチ情報。笑)

 

私の初めてのイタリアは、気候もよく食事も美味しい南イタリアとなりました。

メジャーではない小さな街ですが、私の場合見るものが多すぎるとゆっくり過ごしたくても欲張って動き過ぎてしまうので、選んで良かったと思います。

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました!

【ミャンマー旅行記】マンダレーのフォトジェニックスポット、真っ白なシンピューメパゴダ

こんにちは、ゆきーた(yukita_mk)です!

 

訪れた都市の順番に綴っていこうと思っていたミャンマー旅行記ですが、急に飛ばして本日はマンダレー。

まさにインスタ映えなフォトジェニックスポットへ行ったのでご紹介します。

 

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マンダレー

 

ミャンマーのほぼ中央に位置するマンダレーは、ヤンゴンに次ぐ国内第二の都市で、1885年イギリスに占領されたためミャンマー最後の王朝となったコンバウン朝の都として栄えた所です。

 

ミャンマーでは、バガン → インレー湖 → マンダレー → サンドウェ → ヤンゴンという順番で回ったのですが、先に訪れた2都市とは比較にならないほど都会的な印象を受けました。さすが国内第二の都市。

 

夜行バス利用で早朝着、そして翌日は午前中のフライトでビーチリゾートのサンドウェへ向かったので、実質到着した丸1日しか時間がありませんでした。

 

マンダレーで絶対に行くと決めていたパゴダが想像を超えたフォトジェニックスポットだったのでご紹介したいと思います。

 

シンピューメパゴダ(ミャティンダンパゴダ)

マンダレーの観光スポットについて調べていた時に1番印象に残ったのがこちら、シンピューメパゴダ。

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仏教世界の須弥山(シュミセン)を具象化したパゴダだという、波のようにうねったモチーフが7段のテラスになった白いパゴダです。

土色の風景が広がる中、突如現る真っ白な塊は圧巻でした。

 

ここへ来る女子たちは、みんなワンピースを着て可愛い格好をしています。

私はユニクロのTシャツにチノというカジュアルスタイルでしたが、友人が買った傘を拝借し、なんとかいい感じに映れたでしょうか・・・。

この日は生憎の曇り空でしたが、それが独特な雰囲気を漂わせていて気に入っています。また、晴天だったらきっと光の反射で目を開けていられなかったと思います。 

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ちなみに写真を撮るときは、カメラマンは2~3段下の手すり部分に立つと良いバランスで撮ることができます。

 

お土産屋さん

 

可愛い写真を撮るために欠かせない小物も近くにはわんさか売っています。

帰国後はお部屋のインテリアにしても可愛い傘や帽子。

店員さんもとってもチャーミング。

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キッズカメラマン&ディレクター

 

ここへ来ると、小さな子供たちが写真撮ってあげるからそこに立って!ととても絡んできます。

最初は私と友人で自分たちで写真を撮っていたのですが、ずっと側にいたので、子供たちに託したらどんな写真になるのか気になり、写真をお願いしてみることにしました。

 

すると、ポージングは角度や小物の持ち方まで事細かに指定、iPhoneのカメラ設定も最適な状態にして撮りまくってくれるという、とっても仕事のできるキッズたちw


とても満足だったので、気持ち程度に100チャットずつ渡しました。(たった7円ほど)

 

アクセス 

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まずはボート乗り場へ

シンピューメパゴダはマンダレーの中心地から川の対岸の、ミングンという町にあります。

マンダレーではゲストハウスに宿泊したので、ゲストハウスでタクシーを準備してもらいました。私と友人、ゲストハウスに泊まっていた別の外国人女性も行きたいとのことで、3人でシェア。(1人1,000チャット、3,000チャット/台)

 

ボートでミングンヘ

タクシーを降りるとチケットセンターがあるのでそこでボートの往復チケットを購入。

ボートは何隻か出ていますが、全て同じ時間の出発で、その日の観光客の人数に合わせて船を出している様子。

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往復チケットは1人5,000チャット。

帰りの船の出発時間が書かれたメモ用紙が復路のチケットなのでキープしておくよう言われます。

※実際は、ミングンにいる観光客=午前中にボートでやってきた人に間違いない & 私のボートは20名弱しか乗れないサイズで顔を覚えられている為、チケットは見せずに乗船しました。

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地図上ではそんなに距離はないはずなのですが、ボートのスピードが遅いこと。

一向に進まず1時間ほどかかったと思います。笑

観光地へ行くときの乗り物は、世界各国の観光客で賑うのが定番だと思いますが、みんな飽きてお疲れモード、かな〜り静かで落ち着いた船旅でした。

 

ボート降り場からパゴダへ

ボートを降りると、トゥクトゥクと牛車のお出迎え。

誰もが目的地にするシンピューメパゴダは徒歩15〜20分ほどの場所にあるので客引きがすごいです。

私たちは歩いて向かいました。

川を右手に見て道なりに進んで行くだけなので迷子になることはありませんでした。

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▲TAXIと書かれた牛車がシュール

 

シンピューメパゴダまでの道のりにも観光スポットが数カ所あるので、歩くのもお勧めです。帰りは牛車に乗ってボート乗り場へ向かいました。

 

入場料5,000チャット

 

外国人は全員、ミングンにあるパゴダなどの建築物への入場料5,000チャット支払います。

支払う場所は主要観光スポットの手前にあり、支払うとチケットとシールをもらえるので、私はシールをTシャツの裾に貼っておきました。

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▲ポーズを決めてくれたフレンドリーな係員
 

まとめ

マンダレーで訪れたフォトジェニックスポット、シンピューメパゴダ(ミャティンダンパゴダ)の紹介でした。

  • タクシー、バイクタクシーなどでボート乗り場へ→ボート往復チケット購入(5,000K)
  • 入場料 5,000K(その他のパゴダも入場可)
  • キッズカメラマンに撮ってもらうのもなかなか面白い
  • 気合いを入れるなら可愛いワンピースを着て行くのがお勧め 

白さをキープするために、石灰をたくさん撒いているので、足も手も洋服も白い粉がたくさん付きますが、承知の上、是非足を運んでみて下さい^^

 

ちなみにボートを降りてから真っ白なパゴダへ行く間には小さなパゴダや、世界最大の仏塔になるはずが建設途中で王が亡くなったため台座しかないPahtodawgyi Pagodaなど見所がちらほら。

▼Pahtodawgyi Pagodaは台座だけでもかなり大きくて見ごたえありです。完成していたらどんな迫力だったんだろう。

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本日もお読みいただき、ありがとうございました!

【ミャンマー旅行記】バガンでの朝日鑑賞。2019年3月現在 パゴダからの鑑賞は可能?

こんにちは、ゆきーた(yukita_mk)です!

 

バガン2日目は一番のお目当てと言っても過言ではない、朝日鑑賞

 

前日、Eバイクレンタルをしたところのおじさんにトゥクトゥクドライバーの手配もしてもらいました。

(Eバイクを2日間レンタルも可能でしたが、夜明け前の暗闇をEバイクのか細いライトで彷徨うのは危険だと判断し、ドライバーを頼みました。)

 

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朝日鑑賞スポットへ

 

朝5時にピックアップしてもらい出発。

前回の記事でも少し触れましたが、年々登れるパゴダが減っていて、今はゼロに等しいんですね。

最初Eバイクレンタルのおじさんも、今は登れるパゴダはないよと言っていました。

ですがその場でドライバーの少年に電話すると、登れるところを知ってると言うんです。

 

なので期待に胸を膨らませ暗闇で寒い中トゥクトゥクに揺られ、草の生い茂る狭い道をどんどん進みます。トゥクトゥクのライトが唯一の頼りの真っ暗闇で、仮にこの少年が悪人で、ここで殺されてしまったら誰も見つけてくれないんじゃないかと思ったほど。笑

すると人気(ひとけ)の全くない暗闇にパゴダを発見。

野良の子犬に纏わり付かれながらドライバー少年と中に入り登ろうとすると、なんと階段の手前に柵が付いており南京錠で施錠されていました。

少年も予想外の展開だったようで、戸惑いを隠せない様子。

 

ごめん、他のとこ知ってるから!と連れて行ってくれたのはただの丘でした。

(しかもおそらく前日、当初夕日を見ようと向かったけど、入域チケット持ってなくて入らせてもらえなかったところ)

テンションガタ落ちの私たち。

戸惑いと申し訳なさを隠せない少年。

 

すると少年、どこかに連絡を取ってくれ登れるパゴダに連れて行く、お金は僕が出すからと言い出しました。

 

登れるところあるの?お金って??とハテナだらけでしたが、ここ(丘)にいてもしょうがないし、辺りは明るくなり始めてるし…少年の言葉を信じて再出発。

 

トゥクトゥクを走らせ誰かに電話して、、を繰り返していると、バイクに乗った別の少年が現れて誘導してくれました。

着いた先にはポツンとパゴダが。

少年第2号はなんと南京錠の鍵を持っていたんですね。お金を払う云々とはこのことか、と全て納得。

前日も道端で、パゴダに登りたくない??と声をかけてくる少年たちが結構いたんです。

彼らはみんな密かに鍵を持っていて観光客相手に荒稼ぎしている模様。

 

事故の危険や寺院の劣化を防ぐためにパゴダを閉めているのだろうから、少し後ろめたい気持ちもありましたが、過去にバガンへ行った友人に見せてもらっていた写真は、決まってパゴダの上からの風景だったのでパゴダに登ってこそバガンの朝日、という感覚があったんですね。

なので実際には躊躇なく駆け登りました。(もうかなり明るかったし。)

 

絶景朝日鑑賞

 

登ると予想を超える絶景が…!

 

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パゴダの上といっても地上2〜3階程度の高さ。

道路を走っている時とそこまで景色変わらないんじゃないか?と思っていました。(パゴダからの朝日を楽しみにしていた割に期待度低めw)

 

オレンジ色から徐々にブルーへ変わりゆく空をバックに、いくつものパゴダのシルエット。

 

そして遠くでは気球がどんどん上がり、こちら側へ向かってきます。

この気球の相場はUS$300〜400という、かなりセレブプライス。

 

グラデーションの空に浮かぶ遺跡群、そして気球もプラスされ、かなりフォトジェニックな景色が広がります。

 

しばらく見とれたり、トライポッドやリモコンを使っての撮影会がスタートし、少年たちはかなり退屈した様子でしたが、でも文句言わずに待っていてくれました。

 

ちなみに、、

登るのが基本的に禁止となっている小さいパゴダの中はこんな感じになっています。

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狭くて急な階段で上り下りできます。パゴダなのでもちろん仏像も。

 

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降りて外へ出ると、少年第2号はちゃっかり自分が描いた絵をこれどう?と営業してきました。笑 意外にも繊細な絵を描ける少年。パゴダ登らせてくれてありがとうとお礼だけ言ってホテルへ戻りました。

 

パゴダからの朝日鑑賞は可能?

 

登れるパゴダはなくなったと言えども、非正規ルートで登れてしまったので、結論から言うとパゴダに登って朝日を見ることは可能です。

 

登ることが禁止となった背景を思うと声を大には出来ないし、非難されるかもしれませんが、パゴダから朝日を眺めることができて本当に貴重な良い思い出になりました。

 

次行く機会があれば、気球に乗ってセレブ気分を味わいたいと思います。

 

★トゥクトゥクチャーター代 10,000チャット(約735円)

 

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すっかり明るくなった帰り道。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました!

 

【ミャンマー旅行記】Eバイクでバガンの街散策。絶景夕日もマストです。

こんにちは、ゆきーた(yukita_mk)です!

 

夜行バスで早朝バガンへ到着し、この日は1日Eバイクと呼ばれる電動自転車をレンタルして観光しました。

 

夜行バスでヤンゴンからバガンへ移動した様子はこちらからどうぞ。

www.81totheworld.net

  

 

バガン観光に便利!レンタル必須な電動自転車Eバイク

 

バガン中心地は3つのエリアに分かれており、あらゆる寺院(パゴダ)や遺跡が点在しています。

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▲ レストランに置いてあった周辺マップ。夕日鑑賞スポットには太陽マークがついています。

 

トゥクトゥクドライバーを1日雇って有名な寺院やドライバーお勧めの穴場スポットを回るのも良いですが、道路を走っているとパゴダが点々とあるし、気になる脇道もたくさん。

自分たちの気分で気ままに散策するには、自分たちの足で動くに越したことはありません。

 

そんな時に便利なのがEバイク

スクーターのような乗り物で、自転車に部類されるため免許&ヘルメット無しで乗ることができます。

※車道を走るのでヘルメットした方が安全です。聞けば貸してくれるはず。

 

日本で原付にすら乗ったことがないので不安しかありませんでしたが、借りる前に練習で乗らせてもらい、なんとかいけそう!と1日レンタルすることにしました。

宿泊したホテルを出たところにレンタル屋さんがあったのでそこで借りました。

地図に載っている大きめのパゴダの近くやレストラン、ゲストハウスなど、Eバイクを借りれるところは多数あります。

 

私たちはK6,000/台 (約440円)で借りました。

 

試し乗りと、ブレーキの効き、ライトが点灯するか確認しましょう(^^)

 

Eバイクでバガン散策 〜ひたすらパゴダ〜 入域チケット忘れずに!

 

バガンの街はとてもシンプルで主要道路は数本しかなく、Google マップで名前が載っている規模のパゴダはだいたい主要道路沿い、もしくは主要道路から見える場所にあります。

 

ミャンマーは右側通行です。

バガンは東南アジアでよく見かけるバイク大国ではないので、運転初心者のノロノロ運転でも危ない目には合わず、右折や左折も問題なくできました。

 

道路を走っていると大小様々なパゴダが点在していて、だんだんどれに行ったのか分からなくなりました。

なので確実な3つだけ写真を載せますね。

 

Gadawt Palin

ミャンマーの寺院は、東西南北それぞれの方向を向いて仏像が置かれていて、↓の右上の写真のような回廊で行き来できるようになっています。

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このお寺は1227年に完成、1975年の地震で大きなダメージを受けて再建されたそうです。 

 

Ananda Phaya (アーナンダ寺院)

 

バガン遺跡の中で最も有名な寺院の一つ、アーナンダ寺院。 

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ここに入るときに、入域料を支払った際に渡されたチケットの提示を求められました。

ですが、荷物を最小限に小さなバッグに移していた為、持ち歩いていなかったんですね。

今朝夜行バス降り場からタクシーでホテルへ向かう途中で払ったので、そのことを伝え、そのとき撮った写真を見せたら今回は良いよ、と中へ通してくれましたが、本来はもう一度USD19.00または25,000チャット支払わなければいけないそうです。

 

後々チケットをよく読んだら、お寺や遺跡へ入場する際提示しなければいけないこともあるからバガン滞在中は携帯しておくように書いてありました。

入域チケットは必ず持ち歩きましょう。

 

さて、このアーナンダ寺院ですが、外観も立派で寺院の仏像も大きく迫力があります。

出入り口も、仏像と同じく東西南北全てにあったので、中を散策しているうちにどこから入って来たのか迷ったほど。

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入り口を入るとお土産屋さんが並ぶ通路があり、寺院に通じています。

 

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東西南北を向く仏像のうち、どれか。笑

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床のタイルや絨毯、天井の色が可愛い。

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ミャンマーの方々は老若男女問わず信仰心が強く、皆さん熱心にお祈りしていました。

 

Mya Zedi Pagoda

ここは観光客はおらず、現地の方が多くお祈りに来ていました。

メインの仏像が安置されているところは、カメラの持ち込み禁止で、スマホをロッカーにしまってから入らなきゃいけないので神聖な雰囲気が増しているような印象。

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こじんまりとしていましたが、雰囲気あるお寺でした。

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タナカ体験

 

ミャンマーで女性は子供からお年寄りまで、男性は比較的子供だけが顔や身体につけている”タナカ”。

田中??ではなく、Thanakhaです。

 

日焼け止めの効果があり、女性はお化粧感覚で塗っているよう。

木の皮を水で濡らしながら石板の上で擦ってクリーム状にしたものを肌に付けます。

お土産を売っていた女の子に試してみたい!というと快く塗ってくれました。

 

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ほっぺと鼻の頭にちょこんと塗ってくれましたw

レストランの化粧室にお化粧直しならぬタナカ直し用のタナカが置いてるところもあって、面白いなぁと思いました。

 

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▲これはアーナンダ寺院の敷地内にあったお土産屋さんの写真ですが、右側と、台の奥に立てかけてあるの木がタナカです。

 

夕日は僧侶と一緒に壊れかけのパゴダで

 

バガンへ行ったら朝日と夕日鑑賞は外せません。

Eバイクで散策中、目星をつけていた鑑賞スポットへ。

バガンでは、地震や事故の影響で登ることのできるパゴダはどんどん減っており、今では全てのパゴダの階段に柵がつき施錠されているそうです。

 

目星をつけていたのは壊れかけのパゴダ。昼間横を通った時に人がよじ登っていたので、行ってみることにしました。

パゴダに登る正規ルート(笑)は中にある狭い階段からですが、このパゴダは崩壊していて天井がないので、みんな外側の幅5センチ程の外壁の段々をうまく使って登っていきます。

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各国からの先客がいましたが、私たちもベストスポットを確保。

少しずつ沈んでいく太陽を眺めます。

雰囲気のある壊れかけパゴダには、インスタグラマー僧侶もやってきました。

ミャンマーではありとあらゆるところにで僧侶を見かけます。しかも子供と年配を除き、みんな常にスマホ片手にInstagramでストーリーをアップしたり自撮りしたり。笑

僧侶界ではミャンマーが1番トレンドに乗っているかもしれません。

 

私たちがいたパゴダに来た僧侶は、絵になるところに腰をかけ、周りの観光客に写真を撮っていいか聞かれると照れながらも喜んで対応。

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少しするとインスタグラマー僧侶は私たちが座っている側にやってきて、観光客との交流を楽しんでおられました。

 

僧侶も意外と身近な存在なんだなぁなんて思いながら、パゴダをオレンジ色に染める、綺麗な夕陽をじーっと眺めます。

 

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自然を感じながらぼーっとする時間はなんて贅沢なんでしょう(^^)

 

夕陽鑑賞を終え、この日の観光は終了となりました。

夜道のEバイクは不安だったので、暗くなる前にホテルは戻り、ホテルで夕食をとりました。

 

まとめ

 

  • バガン入域料を払った時に受け取るチケットは携帯しておくこと
  • バガン観光ではEバイクレンタルがおすすめ!ブレーキとライトの確認は忘れずに。
  • ミャンマーへ行ったら是非一度はタナカを塗ってみましょう
  • 夕陽鑑賞スポットは多数!Eバイクで散策しながら目星をつけておくと◎
  • お寺は必ず素足にならないといけないので、着脱が簡単&汚れても洗えるビーサンがお勧め。

 

ミャンマーに行くならノービザで入国できる今がチャンス。

成田からは全日空の直行便も出ているので、マイルやスカイコインを使って行くのもお勧めです。

私は陸マイラー活動でたまたまマイルで行きました(^^)

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました!

【ミャンマー旅行記】ヤンゴンからバガンへの移動は夜行バスがオススメ!

こんにちは、ゆきーた(yukita_mk)です!

ミャンマー旅行から帰国しました。

タイのバンコクに1泊してから空路でミャンマーのヤンゴンに移動し、ミャンマー国内は主に夜行バスを使っての移動しました。

 

本日はヤンゴンからバガンへの移動について。

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ミャンマー基本情報

ミャンマー連邦共和国(ミャンマーれんぽうきょうわこく、ビルマ語: ပြည်ထောင်စု သမ္မတ မြန်မာနိုင်ငံတော်[2]、英語: Myanmar)、通称ミャンマー/ビルマは、東南アジアのインドシナ半島西部に位置する共和制国家。独立した1948年から1989年までの国名はビルマ連邦。ASEAN加盟国、通貨はチャット、人口は 5,142万人(2014年)[3]、首都はネピドー(2006年まではヤンゴン)。

Wikipediaより

 

日本・韓国のパスポート保持者に対し、2018年10月1日から2019年9月30日までの入国については観光査証免除が試行中なので、行くなら今がチャンス!

ビザの申請の手間や申請料の支払いはなるべく抑えたいものです。

 

ミャンマーの観光情報について調べれば調べるほど行ってみたい場所が出てきて、しかも各地に点在しているため、限られた旅程の中で訪問都市を絞ると結局ベタな観光地を回ることになりましたが、ミャンマーで見かけた観光客は大半がフランス人、次に中国人、韓国人と日本人はビザ免除中の割にほぼ見かけることはありませんでした。

 

訪問都市を確定させ、まずはミャンマー在住経験のある知人たちが揃って口にしていたバガンへ行くことにしました。

 

ヤンゴンからバガンへ。JJエクスプレス VIPクラスで移動

 

タイ バンコクからエアアジアでヤンゴンに飛び、その日の夜にヤンゴンからバガンへバスで移動しました。

 

利用したのはJJエクスプレスというバス会社。

Joyous Journey Express | Home

ミャンマー国内の移動について検索したときに、口コミが良かったので選びました。

 

1列に席が2 - 1という配列の、広々としたVIPバス(First Class)があるのが特徴です。

 

ヤンゴンからバガンへは飛行機で行くことも可能です。

所要時間約1時間半、曜日によって差がありますが1日2〜10便以上の直行便が出ていて、片道10,000~15,000円ほど。

所要時間が短いのは魅力的ですが、19ドルで移動&1泊分の宿泊費を節約できるということで、迷うことなく夜行バスを選びました。

 

バスターミナル (Aung Mingalar Highway Bus Terminal)

 

ヤンゴン国際空港は街から15kmほど北に位置しており、そこからさらに7kmほどの場所に今回乗車するバスターミナルがあります。

空路でヤンゴンへ着き、空港で食事を済ませてからタクシーで向かいました。

 

空港からバスターミナルまでの料金は忘れてしまったのですが、Grabのアプリで相場を調べ、提示しながら交渉するのがオススメです。 

Grab App

Grab App

  • Grab.com
  • 旅行
  • 無料

 

バスターミナルは思ったより広く、タクシードライバーがしきりにどのバス会社を利用するのか聞いてきた意味が分かりました。

ひっきりなしに大型バスやトラックが通り、スレスレにはレストランのテーブルが並び、バス会社のオフィスを探しながら歩いていると車に引かれそう。

ドライバーはバス会社の目の前で降ろしてくれるので安心です。


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▲ JJエクスプレスのオフィス。VIPバス利用者用?(チェックする係員いませんが)の待合所が2階にありましたが、壁に沿ってイスが並んでいるだけのスペースなので、一階のベンチや外で待っている方が楽しいです。

 

事前にオンライン予約を済ませていたのでバスターミナルに着いてからまずはチェックイン。

スマホで予約画面を見せると行き先と座席番号を書いたシールを渡されます。

服に貼るものかもしれませんが、すぐ剥がれそうだったので仮でパスポートに貼っておきました。

結局このシールは乗車時も車内でも求められることはなかったです。

 

バスターミナルには各バス会社のオフィスの他に、売店やレストラン、屋台が並んでいてとても賑やか。


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大型バスが容赦なくスレスレを走ったり、避けないと後輪差で引かれそうになるので要注意。

 

JJエクスプレス VIPバス

 

出発予定時刻の10分ほど前にバスへ乗車しました。

2 - 1のゆったりシートで、コンセントもあるので充電ができて便利でした。

 

*プラグ形状*

ミャンマーではBタイプが主流という話をよく聞きますが、日本と同じAタイプや、C, BFどれでも挿せる形状のコンセントが多いので変換プラグを使わないで過ごすことができました。

ただし挿してもゆるくてすぐに外れる場所も多かったので、少しでも固定されるよう、マルチプラグをBFタイプにして使うことが多かったです。

 

▼USBが複数挿せる変換プラグはガジェット類が多くても安心。

 

話が逸れましたがバスへ乗車。

20:00発、翌日5:00着

 

写真撮ることをすっかり忘れていたので下の写真は動画のスクリーンショットですが、大型バスの2 - 1配列はさすが広々していて、車内も清潔で快適でした。

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一人一人にスクリーンまで付いており、音楽を聴いたりできるようです。

 

VIPバスにはアテンダントの可愛いお姉さんもおり、アナウンスしてくれたり、ブランケットを配ってくれたり。

ミャンマー訛りの英語は慣れるまで聞き取るのが大変ですが英語のアナウンスがあるだけでありがたいことです。

出発すると水と軽食(パンとクッキー)が配布されました。

 

バガンまでの道のりは暗闇なので車窓を楽しむことなく、身体を休めることを優先して即就寝。

途中のトイレ休憩で全員強制的に起こされバスで待機できないとのブログ記事を読みましたが、私が乗車したバスはそんなことはなく乗ったままで大丈夫でした(^^)

2回目のトイレ休憩は外に出て、恐る恐るトイレに行ってみたら(すごく汚いのを想像していた為)、驚くほど綺麗!

日本の高速道路のサービスエリアを上回るといってもオーバーではないぐらい。

この後も旅していて感じたのですが、ミャンマーの方はみんなとても綺麗好きでした。

 

道中、耳栓をして爆睡していたにも関わらず目が覚めるほどの物凄い音と共にバスが停車しました。

何事かと思うとタイヤがパンクしたとのアナウンス。

物凄い音とともに崖に墜落なんて事故にならずに本当に良かった。。

 

バガンへ到着。ホテルへアーリーチェックイン

 

タイヤパンクのトラブルがあった為、定刻より1時間遅れて到着。

(私はどこでも眠れるので、1時間多く眠れた♪と思える客観的なタイプです笑) 

 

バスを降りた瞬間、トゥクトゥクやタクシードライバーの客引き合戦が始まります。

ここバガンでは馬車の客引きもいました。

遺跡群を馬車に乗って観光するのは優雅で良いですが、ただの移動のためにお馬さんは避けたいところ。

また、遺跡群からの朝日が有名なバガンでは、このまま朝日ツアーしてホテルに連れて行くよ!という客引きも多いですが、これもできれば万全のコンディションで行くのがお勧めです。

夜行バスで早朝バガンに着き、その日の夜にまた別の都市へ移動する、なんて強行スケジュールでない限り、ひとまずホテルへ向かいましょう。

 

バガンは、ニャウンウー、ニューバガン、オールドバガン、という3つのエリアに分かれていて、私たちの宿泊先は一番遠いオールドバガンに位置していました。

何度も値下げ交渉し、12,000チャット(約880円)で交渉成立。

タクシーへ乗り込もうと思ったところ、ん?TAXI PRICEという看板を発見してしまった。

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しかも目の前に座っているのは暇を持て余しゲームをしているドライバーたち。

この価格は何?と尋ねると、

これは政府が決めた料金で、自分たちはプライベートタクシーがから関係ないとの回答。

よく分かりませんが、早朝なので高値になることを予想していたし、だいぶ値下げしたので看板に書いてある価格との差額なんてたかが知れていると思い、ホテルへ向かいました。

 

道路の途中でバガンへの入域料 USD19.00または25,000/ks支払い、チケットをもらいます。

これで3日間はどの寺院も出入り可能になるので、バガン観光中は携帯していてください。

(私は知らなくて携帯しておらず、一箇所はなんとか入れてくれましたが、払い直せと言われた場所もありました;)

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▲こんな感じでドライブスルー形式

 

ミャンマーでは早朝着でホテルへ向かうことが多かったのですが、どこもフレキシブルに対応してくれ、6~7時ぐらいのアーリーチェックインをノーチャージでさせてくれました。

※行ったのが閑散期だったのか、いつもそうなのか、ホテルで他のゲストを見かけることがほぼなかったから対応可能だったのかもしれません。

これから行く予定の方は、予約ご事前に問い合わせしてみても良いかも。

 

まとめ

 

  • JJエクスプレスのVIPバス利用 USD19.00/人
  • トイレ休憩2回入れて所要時間約10時間 (今回はタイヤパンクのトラブルがあったので+1時間)
  • 2回目のトイレ休憩のトイレは清潔 & 夜中にも関わらずフルーツやスナックを売っているお店が豊富 (1回目は下車していない為不明)
  • 私のようにスケジュールを確定させて旅する場合は予約して席も指定しておくとベター
  • ホテルはアーリーチェックイン可能なところが多い
  • バガンへの入域料 USD19 or 25,000チャット。この時受け取るチケットは携帯必須
  • ビザが不要な、2019年9月30日までに入国するのがオススメ!!

 

 ヤンゴンからバガンへ夜行バスで行く方の参考になりますように。

 

 本日もお読みいただき、ありがとうございました!