コロナ禍での搭乗記。ターキッシュエアラインズ エコノミークラス
こんにちは!かなりご無沙汰しております。
こちらのブログはおろか、スペインワーホリ記を綴るつもりで開設したブログも記事を書かないこと数ヶ月。。。
↑のブログにはこれから少しずつ記事をアップしていこうと思っていますので、覗きに来ていただけると嬉しいです!
さて、今年初めから世間を騒がせ、世界を変えている新型コロナウイルスの影響で多くの人々が海外旅行から遠ざかっている中、9月中旬にスペイン マドリッドからイスタンブール経由で日本へ帰国しました。空港や機内の様子、これから旅をするにあたり気をつけたいことなどを紹介したいと思います。
ターキッシュエアラインズ
ターキッシュエアラインズはトルコの国営航空会社でトルコのフラッグ・キャリア。
「ベストエアラインヨーロッパ」の様々な部門で受賞していることでも有名です。
羽田空港からは当初、羽田〜イスタンブール線が2020年3月30日から毎日運行する予定でしたが、コロナの影響で2020年7月4日から週2便運行に変更。
私が搭乗した9月中旬も週2便の運行でした。
多くのエアラインが日本便を欠航している中、ターキッシュはここ最近キャンセルにならずにコンスタントに運行していること、良い評判をよく聞くこと、何より去年全面オープンしたイスタンブール空港に行ってみたい!という思いが強くあったので選びました。
空港の様子
マドリッド バラハス空港
ターキッシュエアラインズはターミナル1から運行しています。
現在マドリッドでは、搭乗者以外の空港入場は認められておらず、空港へ入る際はeチケットや予約画面を提示する必要があります。
空港内は制限エリア内外どちらもほぼ全てのお店が閉まっており、インフォメーションカウンターも無人。
免税手続きをしたかったのですが、払い戻しカウンターも閉まっていました。
(税関スタンプは、DIVAでバーコード認証をしたので、日本で払い戻し手続きができそうです。)
搭乗ゲート付近にあるカフェだけ1軒開いていましたが、それ以外は本当にガラン・・・としていました。(国内線やEU内路線のターミナルは利用客が多いのでもう少し活気があると思います。)
イスタンブール空港
2019年4月に全面オープンしたイスタンブール空港。
こちらは降り立った時の人の多さに驚きました。トルコ国内はもちろん、ヨーロッパ各国や中東の国々、アジアなど多くのルートを就航しているだけあります。
フライト数はかなり減っているとは思いますが、新型コロナウイルスの影響なんて全く受けていないような活気がありました。
国際線乗り継ぎの手続きを終えると、ドーハの空港を思い出させるような煌びやかな世界。
高級ブティックやレストラン、免税店やお土産屋さんがずらりと並んでおり、旅行客で賑わっていました。
▲この写真は夜中なので人もまばら
WiFiは機械にパスポートを読み込ませるとパスワードが画面に表示されるタイプです。
私が店員さんに閉店時間を聞いた免税店は24時間営業と言っていたし、夜中12時過ぎに空港内を歩いた時も開いているお店がたくさんありました。
インスタンブール空港に行くとコロナのことを忘れられる空間が広がっていますよ。。。笑
機内の様子
MAD~IST A321Neo
まずはイスタンブールまでの中距離便。
ボーディングブリッジを渡った機内の手前には新型コロナウイルス感染予防のためのキット(除菌ジェル、マスク、ウェットティッシュ入り)が用意されており、自分で取ってから乗り込みます。
今回の機体の座席は3-3で、私が座った列は1列に私だけでした。
前列も座席を一つ開けて2人座っていたり、近くには誰も座っていない列もあったりと、稼働率は50%に満たない程度という印象でした。
食事は、サンドイッチ、スポンジケーキ、水、ジュースが紙袋に入ってサーブされました。
感染予防としては、マスクの着用義務や同列の他人とは同じタイミングで食事を摂らないという対策を取っていました。
また、人とのコンタクトや余計な接触を減らすため、ターキッシュエアラインズでは全フライトで持ち込み荷物のサイズを制限していて、機内持ち込み用スーツケースは預入荷物としてチェックインしなければいけません。
そのためオーバーヘッドコンパートメントはガラガラという、珍しい光景を目にすることができました。
この対策は、スムーズな搭乗に繋がるので良いアイディアだと思います。
(私はいずれにしろ大荷物で預入荷物があったのでこう感じただけかもしれませんが。笑)
IST~HND B787-9
いよいよイスタンブール〜羽田の長距離便です。
ビジネスクラスは恐らくお客様ゼロ、エコノミーも50人もいないのでは・・・というほどの空き具合でした。
3-3-3の3席をもちろん独り占め。
この便では、感染予防キットは座席に用意されていました。
ちなみにマクラの用意はありません。(ブランケットは有り)
搭乗すると、税関申告書の他に、日本入国時に実施される新型コロナウイルス検査のための説明や申告書も渡されました。飛行機から降りてそのまま検査エリアへと進むので、機内で目を通して必要事項を記入しておくことをオススメします。
長距離便の機内食もサンドイッチや飲み物が入ったボックスでした。
ターキッシュはエコノミークラス機内食の評判も良かったので残念ではありますが、このご時世なので仕方ないですね。ラウンジでトルコ料理をしっかりと頂いてきたのでお腹は空いていなかったし、何より夜中の3時ぐらいだったので映画を見て横になって眠ることにしました。
到着の2~3時間前には、MAD~ISTで頂いた機内食と同じタイプの紙袋に入ったサンドイッチ&ドリンクを頂きました。
毎回入っているアプリコットのジュースが美味しい!
国際線へ乗るときに注意したいこと
各国への渡航制限や日本帰国時の検査や規制など、まだまだ現状は厳しいですが、緩和されている国へ旅行へ行く場合、気をつけたほうが良いと感じたことをまとめました。
各国の入国制限(特に乗り継ぎ)
旅行へ行く際、最終目的地の入国制限はもちろん確認すると思いますが、乗り継ぎがある場合、経由地の規制についてもチェックが必要です。
国によって、入国不可だけど乗り継ぎの経由地としてなら降りて良い国、乗り継ぎすら受け付けていない国など規制措置は様々です。
実際、7月頭に一度日本帰国を考えていた際、ターキッシュエアラインズのチケットはIST~HNDで買える状態でしたが、トルコ大使館へ問い合わせをしたら、その時点では乗り継ぎの場合も外国人は拒否の対象になるとの回答でした。
飛行機への搭乗条件
エアラインによっては、全フライトで新型コロナウイルスの陰性証明を義務付けているようです。
フライトチケットを安く手に入れても、検査代で4~5万円プラス支払うことになったり、検査に行く手間も増えるので、チケット購入の際は条件をよく読んだほうが良さそうです。
また、チケット購入後でも急にルールが変わることも考えられるので、いざ出発となったときに搭乗できないなんてことにならないように注意・・・
エアラインのホームページやメールはこまめにチェックしましょう。
今回のIST~HND便でも書類不備などで搭乗拒否され、泣く泣くどこかへ連れて行かれた外国籍の方が数名いました;
最終目的地への入国条件
上述の内容と重複する部分ですが、観光客が入国できる国でもPCR陰性証明が必要だったり(いくら陰性でも3日以上経ってる検査結果だとNGとかもあり)、事前にその国の政府が定めるウェブサイトで何か登録が必要だったりと、以前は存在しなかった条件がたくさんあります。
入国制限のある国でもフライトがある限りチケットの購入はできますが、"チケット購入可=入国できる"ではないので前以上に情報収集が必要です。
各国の入国規制措置チェックに便利なウェブサイト
旅行の計画や、旅行直前まで見ておきたい外務省の海外安全ホームページ。
外務省のページよりさらに詳しい&最新情報をチェックできるIATAのホームページ(英語のみ)。
地図上の国をクリックすると、その国の入国制限の詳細が表示されます。
スマホだと少し使い勝手が悪いですが、最新情報が確認できるので重宝しています。
最後に
2020年9月中旬にヨーロッパから日本へ帰国した際の空港や機内の様子をご紹介しました。
日本到着後は、新型コロナウイルスの唾液検査(PCR検査の代替)を受け、陰性であることの確認が取れた後、パスポートコントロールへと進みました。
この時のことは後日書けたらと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました!