とんがり屋根が可愛い!南イタリア・アルベロベッロの文化遺産 トゥルッリに宿泊。
こんにちは、ゆきーた(yukita_mk)です!
前回の投稿からかなりの時間が経ってしまいました。
実は現在、スペインのマドリードに住んでいます!スペイン生活のブログは別にあるのですが、こちらも思うように更新できておらず。
ですがよろしければ足を運んで見て下さいね^^
さて、本日はスペインから2泊3日で行った南イタリア旅行のうち、1泊を過ごしたアルベロベッロのトゥルッリのご紹介です。
アルベロベッロ
Arbelobello = かわいい"bello" 木"arbelo" の意味を持つ街。
とんがり屋根が特徴的な伝統家屋トゥルッリは、ユネスコ世界遺産の文化遺産として登録されています。
この街を知ったのは数年前のVISAカードから毎月送られてくる雑誌がきっかけでした。
FIGARO JAPANの2019年11月号でも表紙に使われたとか?
ローマやミラノのように有名観光地ではありませんが、イタリア周遊のツアーだとルートに組まれており、数時間だけ滞在する団体客が多いようです。
トゥルッリが連なる街並みに心を奪われたので、ここに来たらトゥルッリに泊まらないと!スペインからの週末旅行で来るにはちょうどぴったりな場所でした^^
とんがり屋根のトゥルッリに宿泊
漆喰でできた円筒形・長方形の家に、キノコのような形をした灰色の石積み屋根が乗っているのが特徴的なトゥルッリの外観です。
一部屋につきとんがり屋根が一つ、廊下はなく、玄関のドアを開けると直接部屋という構造です。
アルベロベッロへ行くことが決まったら、さっそく宿探し♪
Booking.comでアルベロベッロを検索すると、トゥルーリの宿泊施設がたくさん掲載されていました。
口コミを重視して、最終的にここに決定↓
口コミを見るときは、
☆なるべく色々な国籍の人の口コミを満遍なく見る
☆総合評価よりも、悪い口コミがないか・また、その内容
を重視しています。
外観
街全体が可愛らしいアルベロベッロ。
現在でもトゥルッリに住んでいる方もいますが、一軒貸しで宿として運営していたり、お土産屋さん、レストランとして使われているほうが多いと感じました。
お部屋
宿泊したトゥルッリは、珍しい2階建ての造りでした。
と言っても2階へはハシゴを使わなければいけないので、オーナーから部屋の説明を受けた時に登らせてもらっただけですが。
入ると左にキッチン、右に小さなダイニングテーブル、中央がリビングになっており、奥がベッドルームです。
Booking.comに掲載されていた写真の通り、清潔で可愛らしいお部屋で気に入りました。
ベッドルームには天窓もついており、ベッドサイドのボタンで開け閉めができます。
早朝からかなり明るいから閉めて寝たほうが良いよ、とのアドバイス。
朝の9時前にやっと明るくなり始める(しかもやたらと曇りの多い日々だった)マドリードから来た私からすれば、そんな早くから陽の光に浴びれるなんて!とワクワクしてしまいましたw
バスルームも清潔。シャワーが狭くて使いづらいという日本人の口コミがあり、確かに広くはなかったですが、よっぽどの巨漢でない限りは不自由なく使えると思います。
シャンプー等は持参したのであまり気にしていなかったですが、確かバスジェルは置いてあったと思います。
朝食、ドリンクやお菓子
この宿は朝食にどうぞ、と置いてある食べ物がともて豊富でした。
マフィンやコーンフレーク、クッキーに冷蔵庫にはジュースやミルク、ヨーグルトなど。食パンなんてスーパーに売っている一斤丸々置いてありました。
アルベロベッロの微発泡白ワインまで準備してくれ、美味しく頂きました^^
立地
アルベロベッロは、トゥルーリが立ち並ぶエリアが2つに分かれています。
が、街が小さいのでどちらもすごく近い!
宿探しは立地も要チェックですが、トゥルッリの宿を選べばどこに宿泊しても中心地は徒歩圏内。
トゥルッリの歴史を知れる博物館や教会、お土産屋さんなどお散歩の範囲内に全てがまとまっています。
アクセス
アルベロベッロが位置するプーリア州はイタリアのブーツのかかと〜ヒール部分に位置します。
最寄りの空港はバーリ。
マドリードからは、ローマを経由して向かいました。
バーリ空港からは、電車でバーリ駅まで行き、そこから電車やバスを乗り継いでアルベロベッロまで行くことができるそうなのですが、アクセスが悪いこと・・・
交通手段は基本的に1時間に1本あるかないかで、乗り換えもしなければいけないので、オーナーに空港の送迎を頼み、快適に移動しました。
たった1泊なので、多少お金を払ってでも時間を有効活用!大人になったものです。
チェックインは15:30〜と記載されていましたが、午前中の便で到着し、アルベロベッロに12:00ごろ着いた頃には部屋の準備ができていたのでチェックインさせてくれました。
最後に
いつか行ったら絶対泊まりたいと思っていたアルベロベッロのトゥルッリ。
小さな可愛らしい街で、ゆっくりと過ごしたい旅行にはぴったりな場所でした。
ちなみにオーナーに聞いたところ、宿泊したトゥルッリはリフォーム後のものを(トゥルッリは16世紀半ば~17世紀半ばに建てられたので当時のままでは使えない)150,000ユーロで購入し、宿泊業を始めたそうです。(プチ情報。笑)
私の初めてのイタリアは、気候もよく食事も美味しい南イタリアとなりました。
メジャーではない小さな街ですが、私の場合見るものが多すぎるとゆっくり過ごしたくても欲張って動き過ぎてしまうので、選んで良かったと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました!