【ミャンマー旅行記】バガンでの朝日鑑賞。2019年3月現在 パゴダからの鑑賞は可能?
こんにちは、ゆきーた(yukita_mk)です!
バガン2日目は一番のお目当てと言っても過言ではない、朝日鑑賞。
前日、Eバイクレンタルをしたところのおじさんにトゥクトゥクドライバーの手配もしてもらいました。
(Eバイクを2日間レンタルも可能でしたが、夜明け前の暗闇をEバイクのか細いライトで彷徨うのは危険だと判断し、ドライバーを頼みました。)
朝日鑑賞スポットへ
朝5時にピックアップしてもらい出発。
前回の記事でも少し触れましたが、年々登れるパゴダが減っていて、今はゼロに等しいんですね。
最初Eバイクレンタルのおじさんも、今は登れるパゴダはないよと言っていました。
ですがその場でドライバーの少年に電話すると、登れるところを知ってると言うんです。
なので期待に胸を膨らませ暗闇で寒い中トゥクトゥクに揺られ、草の生い茂る狭い道をどんどん進みます。トゥクトゥクのライトが唯一の頼りの真っ暗闇で、仮にこの少年が悪人で、ここで殺されてしまったら誰も見つけてくれないんじゃないかと思ったほど。笑
すると人気(ひとけ)の全くない暗闇にパゴダを発見。
野良の子犬に纏わり付かれながらドライバー少年と中に入り登ろうとすると、なんと階段の手前に柵が付いており南京錠で施錠されていました。
少年も予想外の展開だったようで、戸惑いを隠せない様子。
ごめん、他のとこ知ってるから!と連れて行ってくれたのはただの丘でした。
(しかもおそらく前日、当初夕日を見ようと向かったけど、入域チケット持ってなくて入らせてもらえなかったところ)
テンションガタ落ちの私たち。
戸惑いと申し訳なさを隠せない少年。
すると少年、どこかに連絡を取ってくれ登れるパゴダに連れて行く、お金は僕が出すからと言い出しました。
登れるところあるの?お金って??とハテナだらけでしたが、ここ(丘)にいてもしょうがないし、辺りは明るくなり始めてるし…少年の言葉を信じて再出発。
トゥクトゥクを走らせ誰かに電話して、、を繰り返していると、バイクに乗った別の少年が現れて誘導してくれました。
着いた先にはポツンとパゴダが。
少年第2号はなんと南京錠の鍵を持っていたんですね。お金を払う云々とはこのことか、と全て納得。
前日も道端で、パゴダに登りたくない??と声をかけてくる少年たちが結構いたんです。
彼らはみんな密かに鍵を持っていて観光客相手に荒稼ぎしている模様。
事故の危険や寺院の劣化を防ぐためにパゴダを閉めているのだろうから、少し後ろめたい気持ちもありましたが、過去にバガンへ行った友人に見せてもらっていた写真は、決まってパゴダの上からの風景だったのでパゴダに登ってこそバガンの朝日、という感覚があったんですね。
なので実際には躊躇なく駆け登りました。(もうかなり明るかったし。)
絶景朝日鑑賞
登ると予想を超える絶景が…!
パゴダの上といっても地上2〜3階程度の高さ。
道路を走っている時とそこまで景色変わらないんじゃないか?と思っていました。(パゴダからの朝日を楽しみにしていた割に期待度低めw)
オレンジ色から徐々にブルーへ変わりゆく空をバックに、いくつものパゴダのシルエット。
そして遠くでは気球がどんどん上がり、こちら側へ向かってきます。
この気球の相場はUS$300〜400という、かなりセレブプライス。
グラデーションの空に浮かぶ遺跡群、そして気球もプラスされ、かなりフォトジェニックな景色が広がります。
しばらく見とれたり、トライポッドやリモコンを使っての撮影会がスタートし、少年たちはかなり退屈した様子でしたが、でも文句言わずに待っていてくれました。
ちなみに、、
登るのが基本的に禁止となっている小さいパゴダの中はこんな感じになっています。
狭くて急な階段で上り下りできます。パゴダなのでもちろん仏像も。
降りて外へ出ると、少年第2号はちゃっかり自分が描いた絵をこれどう?と営業してきました。笑 意外にも繊細な絵を描ける少年。パゴダ登らせてくれてありがとうとお礼だけ言ってホテルへ戻りました。
パゴダからの朝日鑑賞は可能?
登れるパゴダはなくなったと言えども、非正規ルートで登れてしまったので、結論から言うとパゴダに登って朝日を見ることは可能です。
登ることが禁止となった背景を思うと声を大には出来ないし、非難されるかもしれませんが、パゴダから朝日を眺めることができて本当に貴重な良い思い出になりました。
次行く機会があれば、気球に乗ってセレブ気分を味わいたいと思います。
★トゥクトゥクチャーター代 10,000チャット(約735円)
すっかり明るくなった帰り道。
本日もお読みいただき、ありがとうございました!