ミュンヘンから簡単アクセス!ノイシュヴァンシュタイン城への行き方
ドイツで最も有名なお城のひとつであるルードヴィヒ2世が建てたノイシュヴァンシュタイン城、そしてその父マクシミリアン2世が古城を改築し完成したホーエンシュヴァンガウ城へ行ってきました!
ミュンヘンから電車で2時間程、さらにバスへ乗り換える必要がありますが、迷子になることなく簡単に行くことができました。
チケットの買い方や行き方を紹介します。
▼お城があるホーエンシュヴァンガウの公式ホームページ
Neuschwanstein Hotels & Events: EN Neuschwanstein Hotels & Events - Home
チケットはオンライン予約
お城はガイトツアーでの見学のみとなり、ある程度の人数でまとまってお城内を見学することになります。日本語の場合はオーディオガイドを携帯してのツアーとなります。
チケットは、お城の麓にあるチケットセンターで購入できますが、オンラインで事前予約しておく方がベターだと思います。
予約は見学2日前の15時(ドイツ時間)まで。同日の複数予約はできません。
▼予約フォーム
Neuschwanstein Hotels & Events: reservation forms
オンラインでの予約は日本語非対応ですが、以下の手順で入力していけばOK。
※今回はノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城の2つのお城に行ける”Kings ticket”のフォームです。
① チケットの枚数
② 希望見学日時、ツアー言語を選択
↓見学日時は、タップするとポップアップで選択画面が表示されます。
2つのお城を訪れる場合、
ホーエンシュヴァンガウ城 → ノイシュヴァンシュタイン城 の順番に見学することになる為、ホーエンシュヴァンガウ城の希望見学日時を設定します。
※すると予約確定時にノイシュヴァンシュタイン城への入場時間も自動的にアサインされます。
③ 個人情報、クレジットカード情報を入力
間違いがないか確認し予約フォームを送信すると、自動返信メールが届きます。その後(私は翌日に来ました)、見学時間が記載された予約確認書がメールに添付されてくるので、印刷しておきましょう。
予約確認書には、各お城の見学時間と、チケットセンターでチケットをピックアップする時間が赤字で記載されています。
2つのお城を見学できるkings ticketの場合は見学1時間前、ノイシュヴァンシュタイン城のみの場合は1.5時間前にピックアップしないと予約無効になるので要注意。
※チケットの予約には手数料が一人当たり€2.50発生します。
予約時クレジットカード情報を入力しますが、 この時点で支払い完了するわけではなく、チケットセンターでチケット代を支払う際にチャージされます。また、支払いはオンライン予約で入力したクレジットカード以外で支払い可能です。
実際のチケット受け取り方法は後ほど紹介します。
ミュンヘンからノイシュヴァンシュタイン城への行き方
ユーレイルパスを持っていない場合、ノイシュヴァンシュタイン城へは”バイエルンチケット”を使って行くのがお勧めです。
通常だとミュンヘンから、お城のあるホーエンシュヴァンガウという街まで行く際の最寄駅であるフュッセンまで、片道€21.50掛かりますが、バイエルンチケットなら€25.00でフュッセンまではもちろん、その先のバスも含め1日乗り放題。
自動券売機、窓口どちらでも購入可能で、チケットに自分の名前をアルファベット(ブロック体)で記入し使用します。
かなりお得ですが、バイエルンチケットは利用日当日の朝9時から有効となりますので、それより早くミュンヘンを発つ場合は片道分は個別に切符を買うことになります。
スケジュールを組む際は注意した方が良さそうです。
ドイツ国内の乗換案内はDBのアプリを使うと便利!
バスや飛行機も含め、ヨーロッパ圏内の交通手段検索はこちらが便利でした。
さて、ミュンヘンから列車で行く場合は2時間ほどで着くフュッセン Füssenで下車します。ミュンヘンの駅は広いので、時間に余裕をもって何番線が確認しておきましょう。
ただし出発時刻直前にホームが変わることもあり得るので、動き出しやすい場所、電光掲示板が見える場所、係員らしき人がホームにいればその人の近くで待っていることをお勧めします。
フュッセンで降りると、電車の到着時刻に合わせてバスが3台ほど停まっています。行き先の番号は違うものの全部チケットセンターのある村に到着するらしいのでどれに乗ってもOKです。
バスで10分もすれば到着。
チケットセンターと書かれた案内板、もしくは人々の流れに沿って歩くとチケットセンターへ到着します。
チケットの受け取り方
チケットセンターには窓口がいくつかあり、向かって右側がオンライン予約したチケットをピックアップする窓口です。
メールに添付されていた予約確認書を見せて、支払いを済ませると、入城時間が記載されたチケットを受け取ることができます。
ピックアップの時間は、当日であれば予約確認書に記載された時間より早くても問題ありません。私は1時間以上前に着いたので、お城の入場時間も早い時間帯に変更してもらいました。
空きさえあればフレキシブルに変更可能なようです。
ホーエンシュヴァンガウ城
チケットを受け取り、まずはホーエンシュヴァンガウ城へ。
こちらのお城はチケットセンターからとても近く、徒歩20分だと案内されますが、10分もかからず到着します。
麓から見えている黄色いお城
入城時間になるまで入れない為、私はお城の周りを見学したり、お土産屋さんを覗いたりして過ごしました。
ゲート前にはスクリーンがあり、ツアー番号と時間が表示されています。
時間になり、改札のようなゲートにチケットのバーコードを読み込ませお城へ。
オーディオガイドが配られるので、「ジャパニーズ プリーズ」と伝えると日本語設定にしてくれます。このオーディオガイドにはイヤフォンジャックはありますが、イヤフォンは付いていないので、お持ちの方は持って行ったほうが便利だと思います。
私は持っていなかった為、スピーカーを耳に当てながら見学しました。
お城内部は撮影禁止のため写真がありませんが、壁画や調度品、家具など豪華な品々を見ることができ、また当時のお話も説明を受けながら回ることができたので行って良かったです。
ノイシュヴァンシュタイン城のチケット予約の時まで、お城の存在すら知らなかったのですが^^;ついでに寄ろう、という軽い気持ちでしたが、せっかくノイシュヴァンシュタイン城へ行くのならこちらも足を伸ばすことをお勧めします!
ホーエンシュヴァンガウ城から見えるノイシュヴァンシュタイン城も素敵!
ノイシュヴァンシュタイン城
ホーエンシュヴァンガウ城の見学が終わり、次はいよいよノイシュヴァンシュタイン城へ!バスで駅からチケットセンターへ向かう際にちらっと見えた時、写真で見ていたよりうーん、、ちょっと期待はずれ?な感じがしたのが正直な気持ちでしたが、きっと中は素晴らしいはず。
気を取り直して向かいます。
ノイシュヴァンシュタイン城までは少し距離があり、なだらかな坂道が続きます。ゆっくり歩くと20分弱ぐらいでしょうか。馬車に乗って行くこともできます。
道路にはお馬さんの糞が落ちている可能性大なので、歩きスマホにご注意を。
こちらも例によって入城時刻ぴったりになるまで入ることができません。さすが有名なお城なだけあり、ホーエンシュヴァンガウ城とは比較にならないぐらいの賑わいでした。
外装、内装ともに一部改修中。
近くで見ると迫力があります。
冬の時期は残念ながらお城を眺めることができるマリエン橋は封鎖されているためミュンヘンの醸造会社が経営するビアホール、ホフブロイハウスで1杯飲んで30分ほど時間を潰しました。笑
本店?はミュンヘン中心部にあります。
世界一有名なビアホール、ホフブロイハウスミュンヘン [ミュンヘン] All About
美味しく飲んでいたらあっという間に見学時間が迫ってきました。
ホフブロイハウスを出る頃には見学時間まで5分を切っていました。ホフブロイハウスからお城は走るにはキツい、地味な上り坂が続いている為 飲んだ後の辛さといったら・・・汗
ここで時間を過ぎて入れなくなるわけには行かない!と駆け登りなんとか時間ぴったりに着きました(^^;
息を整えお城へ足を踏み入れます。
ノイシュヴァンシュタイン城はホーエンシュヴァンガウ城よりも1グループあたりの人数が多く前が詰まる上に、オーディオガイドの内容がどんどん進んでしまう為、内容を失いかけながらも見学。内装が豪華なのはもちろん、お城の窓からの景色が素晴らしい。
お土産屋さんエリアでのワンショット。ガラスドア越しなので微妙ですが、晴れていたらもっと綺麗なんだろうな(^^)
住居や政務に不向きな実用性の無視された設計で、当時借金を積み重ねていたお城ですが、現在は立派な観光資源になっておりますw
お城の中に人工洞窟があったり、とても豪華な内装の中で一番印象に残っているのは綺麗なロイヤルブルーのカーテンやソファカバーなど。
王の好きな色だったそうです。当時のまま綺麗な色が残っていることに驚きました。
トイレ事情
ここで駅やお城周辺のお手洗い情報を。
有料トイレが多いヨーロッパ。観光地ともなれば尚更です。
列車内
お城への道中、まずトイレを済ませるなら列車内。(無料)
来る列車にもよると思うのですが、私が乗ったのは新しい車両でトイレも比較的綺麗でした。
フュッセン駅
駅を出ると公衆トイレがあります。
こちらは有料で確か€0.5でした。トイレに寄ってもバスはまだいますので、緊急の際は€0.5を支払ってごゆっくりどうぞ。
お城
ホーエンシュヴァンガウ城、ノイシュヴァンシュタイン城共に無料のトイレがあります。
隈なくチェックしたわけではないので不確かですが、ノイシュヴァンシュタイン城はお城の見学後に通る、お土産屋さんやカフェがあるエリアにあり、外からのアクセスができないような気がしました。
ホーエンシュヴァンガウ城は外にある為、お城見学前も後もいつでも利用可能です。
ホフブロイハウス
ホフブロイハウスにももちろんトイレがあります。
入り口付近にチップを入れる小皿が置いてありましたが、誰が見張っているわけでもないので払わなくても利用可能。出入り口に近く、店内を通り抜けずに行けるのでノイシュヴァンシュタイン城に向かう道中であればここで済ますのが良いかも。
いつでもどこでも無料の綺麗なお手洗いが溢れる日本育ちなのでトイレにお金を払うのは正直避けたい・・・そんな想いでなるべく無料トイレを見つけて利用するようにしていました。
最後に
ノイシュヴァンシュタイン城(及びホーエンシュヴァンガウ城)を訪れる際のポイントを。
- チケットはオンライン予約(そしてピックアップに間に合うよう移動)
- 移動はバイエルンチケットを購入するとお得
- オーディオガイドに繋ぐイヤフォンを持って行くと便利
- 駅前以外は無料トイレを簡単に見つけることが可能
お城見学後はフュッセンの街も散策して帰りました。
ミュンヘン中心部から出ているオプショナルツアーの参加も楽で良いですが、十分な交通手段がある場所なので、個人で行かれてみてはいかがでしょうか^^
オプショナルツアーとの差額分で美味しいビールを飲むもよし、お土産を買うもよし☆
ちなみに私は柄にも合わず、ついついスノードームなんて購入してしまいました!笑
綺麗です(^^)
本日もお読み頂き、ありがとうございました!