メキシコ地震の影響は?約一ヶ月半後に行ってみた観光地情報!
初めてのメキシコから、1ヶ月が経ちました。震災により観光地はどのような状況なのか?気になりながらも行ってきましたので、様子をお伝えしたいと思います。
2017年9月に発生したメキシコ地震。
地震発生後、日本のニュースでも取り上げられていたのでご存知の方も多いのではないでしょうか?
こちらは2回目に起きた大きな地震の震源地。訪問予定のメキシコシティー、プエブラが被災地であることが見てとれます。
ですが、ニュースだけでは被害の規模がよく分からず、日本のニュースではしばらく経ってからの被害状況については知ることもできなかったのですが(というかそもそもメキシコの地理や街の大きさ?とか全然分からなくてピンと来ない)、現地の友人と、旅行会社に勤める友人からの現地情報を基に旅行のキャンセルは必要ないと判断。
(旅行会社に勤める友人によると、地震発生後、ツアーをキャンセルするお客様も多くいたそう。)
旅行前半に行ったプエブラ州の様子をお伝えします。
プエブラ市の街中
プエブラ州都プエブラ市。
中心の歴史地区は世界文化遺産に登録されており、スペイン入植時代に築かれたコロニアルな建物が可愛い。どの通りも絵になります。
中央広場(ソカロ)から徒歩で全部回れるぐらいの小さな街で、短時間でサッと観光する分には地震の影響で立入禁止になっている場所はなく、十分楽しめました。
何かしらのダメージがあった場所を表す地図。
教会巡りや絶対に見たいものがある場合は確認してから行くことをお勧めします。
チョルーラ (プエブラ州)
プエブラの中心地から車で20分程のところにあるチョルーラ。
世界最大級のピラミッドで有名な街。と言っても、え?チョルーラ?ピラミッド?ってなりますよね。
ピラミッドは何と言ってもエジプトにあるギザのピラミッドが有名ですし、メキシコのピラミッド知っていたとしてもテオティワカンやチチェンイッツァを耳にしたことがあるな〜ってぐらいだと思います。
チョルーラのピラミッドはこちら。
この写真を見ても、「え…」ってなりますよね。笑
実はこのピラミッド、ほぼ土に埋まっている状態なんです。
高さはギザのピラミッドが1番、容積はこのピラミッドの方が圧倒的に大きいのですが、見た目のインパクトがないせいかアクセスしやすいにも関わらずあまり有名ではありません。
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丘の上(ピラミッドの上といった方が正確)に建っている教会、ロス・レメディオス教会は残念ながら地震で一部が崩れてしまい、現在は中に入ることができません。頂上までの道も閉鎖されているようです。
プエブラ州の特産品であるタラベラ焼きのタイルが美しい教会なので、近くで見ることができなかったのが残念。
そしてピラミッドから5kmほど離れた教会、Santa Maria Tonantxintla。
実は塔の先が…
崩れ落ち、今も放置されたままです。
落下した時に下に人がいたら…と思うと本当に怖いです。
この教会内部は撮影禁止なので写真が撮れなかったのですが、天井の装飾も一部ダメージがありました。
チョルーラは365日違う教会に行けると言われるほど教会が多い街です。(実際は365もありません)
地震でどこかしら破損した教会が多く、挙式を挙げる教会不足に陥っているそうです。
車で走っていると瓦礫もありましたが、地震のせいなのか、ただ単に古くて壊したのか判別できず。。海外に行くと、日本ではありえない状態で放っておかれてる建物を目にすることが多々あります。笑
実際に行ってみて
地震直後は周りから本当にメキシコ行くの?と言われたり、私自身滞在中に大きな地震があったら困るな…と一瞬思いましたが、日本も地震大国だし、ミサイル問題もあるし、安全だなんて保証できる場所はない!と割り切って旅立ちました。
結果、まだ崩れたままのところや、入場できないところがあることが分かりましたが、それ以外の見所も多く、楽しめたので行ってよかったです!
また、地震による被害を行って実際に見たことにより、私はこの地震のことを忘れることはないでしょう。
「行ってよかった」と思える旅となりましたが、安全に帰ってこられたからこそ言える言葉。 自然災害、情勢等、旅へ出る際は十分配慮し、安全第一を心がけましょう^^
チョルーラの街並み。メキシコ人は色使いの天才。